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レジェンドの教えを胸に 24歳・竹山佳林が初優勝へ好発進【コメント集】

<ダイクレレディース 初日◇4日◇呉カントリークラブ(広島県)◇6265ヤード・パー72>

首位から2打差以内に19人がひしめく混戦模様。初日に4アンダー・首位タイ発進を決めたのは5人だったが、そのうちの一人、24歳の竹山佳林は雪辱に燃えている。

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6番ホールから17番ホールまですべて1パット以内とグリーン上のパフォーマンスが光った竹山。「前半は寒さのせいで体が回らなった。グリーンを外して耐えるゴルフでしたが、ショットの調子が戻ってきた後半は、うまくピンに絡めることができました」と、自身も納得のノーボギーラウンドとなった。

今年9月の「中国新聞ちゅーピーレディース」では最終日の11番ホールまで優勝争いを演じたが、12番のダブルボギーをきっかけにズルズルと後退。「優勝を意識してプレーしたのは、あの時が初めてでした。(今大会は)同じ広島県ですし、今週はリベンジしたいです」。8位タイに終わった苦い経験を糧にし、屈辱を晴らそうとしている。

竹山の闘志を燃やすものがもう一つ。「その(中国新聞ちゅーピーレディース)最終日のスタート前に、テレビ解説で来場されていた岡本綾子さんから頑張りなさいよと、グリーンマークをいただきました。お守り代わりじゃないですけど、ここぞというときに使わせていただいています」。この日も“ここぞ”の13番で使用し、バーディパットを沈めた。

国内女子ツアー通算44勝を誇るレジェンドとの出会いは2年前のこと。「いつもスカイAさんでスイングについて話していただいていたので、ダメ元でスイングを見ていただけませんか、と。話を最後まで聞いていただけて、その場でワンポイントレッスンもしていただけました。岡本さんはいつも、最終日のバックナインが大事、とおっしゃっているので、今度こそは頑張りたいです」。尊敬するレジェンドの故郷で初優勝をつかんでみせる。

【上位選手のコメント】

■金田久美子(4アンダー・首位タイ)

「1番は1メートル、2番は2オン2パットと流れ良くスタートが切れた。10番は1Wをミスして1ピン弱を外してしまった。14番は、久し振りに60センチを外してしまった。もったいないことをしたけど、ボギーのあとにすぐバーディが獲れたのは良かったですね。あすからも、上がり4ホールがキーホールです」

■石川怜奈(4アンダー・首位タイ)

「人生初のノーボギーです。いやー、ノーボギーってこんなにうれしいんですね。山陽新聞レディースカップで優勝してから、自信を持って振れるようになってきた。きょうもメッチャ振れていました。あす以降も、いつも通りのイーブンパーが目標です。油断できないホールが多いですからね」

■立浦葉由乃(4アンダー・首位タイ)

「狭いコースだとは聞いていたので、ティショットを入念に練習しました。中国新聞ちゅーピーレディースカップで予選落ちしたあとから、スポーツメンタルの本を読むようになったんですけど、その効果か楽しくゴルフができるようになってきた。少しずつ結果も残せているので、最終日まで楽しくプレーしたいですね」

■武尾咲希(4アンダー・首位タイ)

「ショットで悩んでいたけど、前週の樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントの初日に、工藤遥加さんにアドバイスをいただいてから、イメージ通り打てるようになった。きょうはウェッジでバーディが獲れた。やっと自分のプレーができるようになってきたので、あす以降も自分のプレーをするのが最大の目標です」

<ゴルフ情報ALBA.Net>

■ダイクレレディース 初日の結果

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■竹山佳林 プロフィール

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