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青木功の再任決定から2週間後 JGTOが総会の採決内訳を改めて発表

3月25日、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の「第8回定時社員総会」および「臨時理事会」が行われ、青木功会長の再任が決定。約2週間が経った7日、JGTOの公式ホームページで総会での内容が改めて発表された。

JGTOが公表した採決の内訳【写真】

総会での決議事項は、以下の5つ。

第1号議案 2019年度事業報告に関する件

第2号議案 2019年度決算報告に関する件

第3号議案 理事18名選任の件

第4号議案 監事2名選任の件

第5号議案 名誉会長・特別顧問委嘱への同意の件

当日は欠席した選手も多く、それらの選手については委任状により決議を進行。総会前には、青木会長をはじめとする一部理事に対しての不信任、退陣を求める選手たちの嘆願書や意見があったとされていたが、7日の発表では以下の通り採決がなされたとされている。

『委任状で意見が大きく分かれていた第2号議案及び第3号議案については、慎重を期するため、出席者一人一人の賛否を確認するとともに、委任状の受任者である社員について委任状に基づく議決権行使が確認されました。その結果、すべての議案について過半数の賛成が得られ、各議案は原案どおり承認可決されたとして、採決が終了しました。採決の途中ならびに採決後も、出席者からの意見や質問は一切ありませんでした。』

また、同発表とともに採決の内訳も公表され、理事18名の選任についての賛成、反対票も開示されている。総会後の臨時理事会では、青木会長の再任が決定。任期は2年で、“青木体制”は5年目に突入する。25日の理事会後には、青木会長による会見などは設けられず、「選手のみんなに選んでいただいたので、あと2年間一生懸命頑張ります」と話すのみに留まった。

7日にホームページ上で発表された内容でも、同決定については『当該理事会では、新体制の目標や乗り越えるべき課題、新型コロナウイルスがトーナメントに与える影響などについて意見交換が行われ、理事一同、一致団結して取り組むことが確認されました』という発表のみとなっている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>