このエントリーをはてなブックマークに追加

原英莉花、21歳初ラウンドで貴重体験 メジャー覇者のプレーに「ドライバーショット完璧」

<ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン 3日目◇15日◇ロイヤルアデレードGC(オーストラリア)◇6689ヤード・パー73>

米国女子ツアー「ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン」の3日目。今季初戦の原英莉花は5バーディ・4ボギーの「72」をマークし、トータル4アンダー・31位タイで最終日に挑む。

コアラのぬいぐるみを手に笑顔の原英莉花【写真】

前半は3バーディ、後半に2バーディと持ち前の飛距離を生かしてスコアを伸ばした原だが、半面ボギーも4つ。「セカンドショットが中々距離感が合わず、外してはいけない方に外してボギーにしてしまった。そこは反省するべき」と、もったいないスコアロスを悔やんだ。

本日15日に21歳の誕生日を迎えた原。その初ラウンドで回ったのがツアー通算20勝、メジャー2勝を誇るクリスティ・カー(米国)だった。「本当に気を使ってくださって、優しくしていただいたので良いプレーが出来ました。(カーは)ドライバーショットも完璧ですし、セカンドショットも『ここをこう攻められるんだ』というくらいピンを攻めていたので、すごいなという感じです」。百戦錬磨のベテランによるプレーを間近で体感できる“バースデープレゼント”だった。

「失うものは本当にないので、どんどん攻めて、バーディを獲りたいと思います」と最終日を見据えた原。「球は飛ぶので、あとはコースマネジメントだと思う。ポテンシャルは高い」とはカーの原評だが、素質の高さは誰もが認めるところ。最終日の大爆発でそれを証明したい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>