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「夢と現実の違い」ダブルボギーからのイーグル奪取も… 河本結は2戦連続予選落ち

<ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン 2日目◇14日◇ロイヤルアデレードGC(オーストラリア)◇6689ヤード・パー73>

夢の米国女子ツアー本格参戦でトップ10からの2試合連続予選落ち。3試合を経過して河本が思うのは、「何をやっているんだろう」だった。

初日をイーブンバーの69位タイとして2日目に入った河本。前半でスコアを一つ落とすと、後半はバーディが先行。ところが続くホールでボギーを叩き振り出しに。そして16番ではダブルボギー。17番ではイーグルを奪ったが「74」の1オーバー。予選通過に1打足りず、トータル1オーバーの82位タイで2戦連続の予選落ちとなった。

「本当に甘くないですね。途中、ダボを打った瞬間に夢を諦めなければいけないのかなと思って…。力不足ですね。自分の精一杯のゴルフでしたし、去年の調子の悪かった時期に比べて、成長したゴルフが出来ているんですけど、それで通用しないというのは…」

先週の予選落ちもそうだが、決して調子が悪いわけではない。それでも2週続けて1ストローク足りずに予選落ち。「そんなに悪いゴルフはしてない中で結果に表れなかったので。日本から出てきて、そううまくはいかないなと思いました」。自身初戦ではトップ10に入ったものの、ここに来て、米ツアーの厳しさを肌で感じた。

「やっぱり夢と現実は違うのかなと感じました。夢を追いかけているだけじゃダメだなと思いました。勢いだけで来たのは良かったですが、ここを超えるか、諦めるかは自分次第だと思います。自分の力不足もありますけど世界との差なのかなと感じます」。夢を持って飛び込んだ世界で訪れた厳しい結果だが、まだまだシーズンは始まったばかり。一度日本に帰国し、国内開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で仕切り直しを迎える。

<ゴルフ情報ALBA.Net>