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全米プロを沸かせたクラブプロ、マイケル・ブロックに“バスケの神様”からも祝福メッセージ!

<チャールズ・シュワブチャレンジ 事前情報◇24日◇コロニアルCC(米国・テキサス州)◇7209ヤード・パー70> 「全米プロゴルフ選手権」の会場、オークヒルCC(米ニューヨーク州ロチェスター)を最も沸かせたのは、15位に入ったクラブプロ、マイケル・ブロック(米国・46歳)だった。今週は急きょ出場が決まった米国男子ツアー、「チャールズ・シュワブチャレンジ」の会場、テキサス州フォートワースのコロニアルCCに居る。

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クラブプロでただ一人予選通過を果たし、最終日にはローリー・マキロイ(北アイルランド)とのペアリング。そして15番パー3で“ホールインワン”も達成した。信じられないことの連続で15位に入ると来年の全米プロ出場権を獲得。さらに今大会にも推薦出場が決まり、自宅のあるカリフォルニアではなくテキサスへと飛んだ。 その間ブロックの携帯電話はメッセージに溢れ、「スクロールしてもスクロールしても最後までたどり着かない…」とうれしい悲鳴、「返事をしていない友人たちに申し訳ない」と詫びるほど。 だが、火曜日に受け取ったメッセージのひとつには、ブロックはしっかりと返事を送った。その主は…元NBA選手のスーパースターで“バスケの神様”と呼ばれるマイケル・ジョーダン(米国)からだった。 実はブロックは大のジョーダンファン。オークヒルCCでのプレーに着用していたゴルフシューズは『マイケル・ジョーダンモデル』だった。ブロックは「アイオワ州で育った子供のころ、ジョーダンのシューズを買うために100ドルを貯めていた。メッセージが届くとは」と驚きを隠さなかった。 “バスケの神様”からのメッセージの内容とは… 「先週の僕のプレーを見て、だから彼が『ゴルフをこんなにも好きな理由』だと、そういう内容だった」とブロックは明かす。世界ランキングは3580位から577位にジャンプアップ。今週のコロニアルCCでは火曜日の練習ラウンドは同じ南カリフォルニアのボウ・ホスラー(米国)と回り、ジョーダン・スピースとザック・ジョンソン(とにも米国)が熱い視線を送っていた。 同じく南カリフォルニア出身のマックス・ホーマ(米国)はブロックを「レジェンド」と称し、「全米アマや全米ミッドアマの戦いを見るたびに彼らの上手さに驚かされる。なぜなら彼らはみんなゴルフ以外の職業を持っているから。僕たちは一日中ゴルフをすることができるが、ブロックも仕事があるのだから尊敬する」と話す。 初めてプレーしたコロニアルCCは「僕の目に合う」と手応えを口にするブロック。予選ラウンドはミンウー・リー(オーストラリア)、ピアスソン・クーディ(米国)と同組で今週も大注目の中、現地25日午後1時28分(日本時間26日午前3時28分)にスタートする。(文・武川玲子=米国在住)

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