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5位浮上の清水大成、同世代Vにメラメラ「自分も早くしたい」 あすは爆発の予感?

<For The Players By The Players 2日目◇7日◇THE RAYSUM(群馬県)◇7137ヤード・パー71>

2、4番と序盤に2つのボギーでつまずいた清水大成だったが、6番からの3連続を含む5つのバーディで順調にポイント加算し、2日間トータル16ポイントを獲得。8位タイからトップとは5ポイント差の5位タイに浮上した。

ボギーが先に来た清水は「しょうもないミスでボギーにして、3パットもありましたし、ストレスの溜まるゴルフでした」とイライラ。いつものストロークプレーなら、2つのボギーを取り戻すのに2つのバーディが必要だが、今大会はポイント制のステーブルフォード方式。ボギーは−1ポイントでバーディは+2ポイントとなる。

6番で8メートルを沈めて本日初バーディを奪うと、「ボギー2個とバーディ1個が±0になるルールなので、バーディ1個獲れたことが気持ちの切り替えになったと思う」と、続く7、8番でもバーディを奪って一気に6ポイントを加算。リーダーボードを駆け上がった。ポイント制の今大会については「イーグルを含めてバーディをいっぱい獲れば、ボギーを帳消しにできるのでいいと思います」とアドバンテージを感じている。

清水は98年度生まれの男子版黄金世代。同い年にはツアー通算3勝の金谷拓実、ともに今季初優勝を挙げている桂川有人と大西魁斗がいる。さらに先週、1個下の河本力が桂川と優勝争いのすえに今季2勝目を挙げた。「自分も早くしたいですね」と同世代の活躍によって初優勝を強く意識している。

トップとの5ポイント差は、イーグル1個で追いつくことが可能。現在、清水はパー5のバーディ率ツアー2位で、ドライビングディスタンス4位の飛距離をしっかり生かせている。明日は天気が回復する予報で「本来ならパー5で2オンできるホールが多いので、そこを狙いつつスコアメイクができればいいですね」。首位をとらえるつもりで、あすのムービングデーに臨む。

<ゴルフ情報ALBA.Net>