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単独首位の今野大喜「ハンドファーストが強すぎた」アドレス修正でバーディ量産

<For The Players By The Players 2日目◇7日◇THE RAYSUM(群馬県)◇7137ヤード・パー71>

初日に8ポイントを獲得し、11位タイからスタートした25歳の今野大喜が、3つのボギーを打ちながらも8バーディを量産し、トータル21ポイントで単独首位に躍り出た。雨のなかでのラウンドとなったが、「雨はあまり得意ではないんですけど、長い距離でもグリーンが止まったので、安定して打てたのが要因ですかね」と振り返った。

8バーディの要因については「完全にパッティングですね」と即答。「4〜5メートルの入れごろ外しごろが入ってくれて、流れに乗れたと思います」。そのパッティングも前週の3日目までは不調だったが、キャディを務めた同級生に「ハンドファーストが強すぎる」と指摘され、最終日から「ハンドファーストになりすぎないように大げさに」アドレスを直したことで復調。ボールがつかまるようになった。「狙ったところに出るようになりました」と手応えを感じている。

いつものストロークプレーとは違うポイント形式の大会で、一番いい位置で週末に向かう。「少しマッチプレーに似ているところもあるので、ポイントだからといってガンガン行きすぎないように。流れがくるのを待ちながらやれば、いい結果になると思います」と気負いはない。

9月の「フジサンケイクラシック」のあとに行われたQTのリランキングは16位で、秋以降は出られる試合がかなり少なくなる見込み。優勝が最高の結果だが、現在79位の賞金ランキングをできるだけ押し上げて、初シード獲得につなげたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>