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渡邉彩香が攻めの姿勢で2週連続Vへ 渋野日向子との“ダブル直ドラ”は「必要なときがあれば…」

<ブリヂストンレディス 事前情報◇18日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇6713ヤード・パー72>

先週の「ほけんの窓口レディース」でツアー5勝目を挙げた渡邉彩香は、ホステス大会で2週連続Vに臨む。昨年まで男子ツアーが行われていた袖ヶ浦カンツリークラブの印象は、今季ドライビングディスタンスが247.49ヤードで7位に入っている渡邉でさえも「長いな」と感じるほど。それでも「広くて思いっきり振っていける」フェアウェイに向かって、今週もしっかりとドライバーを振り抜いていく。

予選ラウンドの2日間を一緒に回るのは、昨季賞金女王の稲見萌寧と米ツアーから“凱旋”して今季国内ツアー初戦を迎える渋野日向子のふたり。「渋野選手とは回るのは初めて。萌寧ちゃんと回るのも久しぶり。タイプが違う3人なので、それぞれのプレースタイルや攻め方が楽しみ」と、ギャラリーが多くつくと予想される“最注目組”でのプレーを心待ちにする。

以前にはドリルとして“直ドラ”の練習を行っていた渡邉。一方で、渋野も米ツアーに参戦して果敢に直ドラを披露し、今大会の練習ラウンドでもチェックする場面が見られていた。自身については「そんなに精度はないですね」と控えめ。それでも「もし必要なときがあれば…」と、直ドラの“共演”はなきにしもあらずといったところ。

ミセス初Vとなった先週は、特に思い出深い勝利になった。“ひそかな夢”だったという夫・小林悠輔さんと優勝カップを手にしてのツーショットは「かなり反響があった」と、たくさんの祝福を受けた。渡邉自身も「主人のうれしそうな姿も見れたので良かったです」と喜びもひとしおだった。

その先週大会に引き続き、今週もやるべきことは変わらない。「どの試合も必ず攻めていくのが一番。今週も初日からそういう気持ちで戦いたい」。契約を結ぶ“ブリヂストン”の冠大会で優勝することも渡邉の目標のひとつ。今週も“夢”をかなえるべく、先手必勝で攻めていく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>