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イアン・ウーズナム、マスターズから引退へ ツイッターでアナウンス

イアン・ウーズナム(英国)、63歳は今年のマスターズ・トーナメントはプレーしないと19日、自身のツイッターで発表した。

1988年、マスターズで勝利した。以来パストチャンピオンとして2007年、2020年を除くすべての年にオーガスタ・ナショナルGCに戻って来た。

89年以降2000年まで12年連続で予選通過を果たしたが、その後は2008年に決勝に進んだだけ。この年がウーズナムにとって週末のオーガスタをプレーしたのが最後となった。

「今年、そしてその後もマスターズを再びプレーするか、長い時間をかけて懸命に考えた。しかし私は若い選手たちのプレーを見るべき時が来た。だから私はうしろに下がって、何年もの間オーガスタが与えてくれた素晴らしい思い出を楽しむことにする。すべてのことをオーガスタに感謝したい」とマスターズでのガッツポーズとともにコメントを寄せた。

“ウージィ"の相性で親しまれたウーズナムは、欧州ツアーで87年、90年と賞金王に輝き、2017年には世界ゴルフ殿堂入りを果たした。

91年はマスターズ開幕週の月曜日に世界ランキング1位に就き、6日後にグリーンジャケットを盟友のニック・ファルド(英国)から着せられた。

四大メジャーではマスターズと全米プロ選手権は優勝者は生涯出場権を獲得、全米オープン選手権の優勝者は10年、全英オープン勝者(大会最終日に)は60歳までの出場権を得る。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>