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連続ダブルボギーに「いやぁ〜、悔しい」 星野陸也のほろ苦い最終戦

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇5日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

シーズン最終戦、優勝あるのみと臨んだが、最後の踏ん張りがきかなかった。首位と4打差・4位タイから出た星野陸也は、前半を「33」で回って首位と2打差で折り返し。ところが、12番でスコアボードの上位から名前が消えた。

初の賞金王に輝いたチャン・キム【写真】

「チャンスだと思っていたんですけど、風邪を読み間違えてしまった」と、12番パー4でまさかの5オン1パットのダブルボギー。「優勝がなくなったと感じてしまった」とここで気持ちが折れて、続く13番でもダブルボギー。難関18番をバーディで終えても、残るのは悔しさばかり。「今週はミスジャッジが多すぎて…いやあ、ダメだった…」と、肩を落とす。賞金王を逃した以上に、勝てなかったことが悔しかった。

トータル7アンダー・6位で締めた今シーズン。海外参戦を見越して、スイング改造やクラブ調整と試行錯誤を重ねる中で、なかなか終盤は思うようなプレーができなかった。「やってきて、失敗ということはなかったので、来年は楽しみ。後半戦でなぜ勝てないのか、今週ある意味ハッキリさせられました」と、苦い思いと向き合って来シーズンに切り替える。

年明けは、コロナの状況を見ながら1月の「SMBCシンガポールオープン」、出場が決まれば「ソニー・オープン」への出場も視野に入れている。「東建ホームメイトカップまでにはいいイメージを作って、頑張りたい」と、ツアー6勝目を目指す。

<ゴルフ情報ALBA.Net>