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全英まで最後のラウンド 渋野日向子のテーマは「根本的な問題」

<楽天スーパーレディース 2日目◇30日◇東急グランドオークゴルフクラブ(兵庫県) ◇6568ヤード・パー72>

6月末の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」まで3カ月におよぶ米ツアー転戦から帰国し、7月は3週連続で日本ツアーに出場している渋野日向子。今大会を終えたら再び海外メジャー「AIG女子オープン」(全英女子オープン)に出場するため海外へと打って出る。その一区切りとなるあすの最終日に渋野はどんなテーマをもって臨むのか。

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こだわりたい部分として挙げたはの「根本的な問題」だという。

「このコースはここ2日あまり風がない。全英というと風対策が必要となると思うが、ここでは天気がいいのでできないのは仕方ありません。それよりも自分が思った縦距離だったり、OKとしているショットの範囲に打てるかという部分。そこをあしたも重視したい」

今大会ではここまでパッティングに苦しんでいるが、それも「向こうに行ってみないとわからない」と芝質が大きく変わるため、対策は立てづらい。それよりも「3パットをしないゴルフ。グリーンを外してもアプローチで寄せてパーを拾う。そういうゴルフをやっておかないと向こうでも通用しない」と、現在取り組んでいるメリハリのあるマネジメントを徹底したいと考えている。

それを踏まえれば、ここまで2日間ノーボギーというのは一定の成果と言っていい。「今は外しちゃいけないところに外しているゴルフをしていない。上りのアプローチが残るようになど、安定感のできるゴルフはできている」と、日本ツアーで2ラウンド連続でノーボギーだった過去3回よりも成長を感じている。

「流れが来ないなかで、集中力を切らさずにボギーを打たずにできたのはいい風にとらえていいと思います。全英にいいように持っていけたらいい」。今年最後の海外メジャー前、最後の実戦。いいきっかけをつかむ18ホールとしたい。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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