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男子ツアー、コロナ陽性者のその後は? 最速で29日開幕「中日クラウンズ」から復帰

<東建ホームメイトカップ 最終日◇18日◇東建多度CC・名古屋(三重県)◇7081ヤード・パー71>

2日目にキム・キョンテ(韓国)のコロナ陽性が確認され、3日目が中止となった「東建ホームメイトカップ」。大会側が今回の対応について発表した。

キョンテの陽性は第2ラウンドスタート前に判明。濃厚接触者とされた帯同キャディ及びパク・ウンシン(韓国)の陰性は確認されており、16日夜から会場の消毒作業が行われた。

初日にキョンテとプレーした同伴競技者2人の陰性も確認されており、キョンテの容態も現在は36度まで発熱が落ち着いているという。

キョンテと濃厚接触者2人の今後については、「2020−2021年シーズン」JGTO新型コロナウイルス感染症対策特別トーナメント規定に基づいた対応が取られる。陽性者は発症日から10日間経過する必要があるため、キョンテは最速で「中日クラウンズ」(4月29〜5月2日)からの出場。濃厚接触者については14日間の自主隔離が必要なため、最速で「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」(5月6日〜9日)からの出場となる。

■陽性者・濃厚接触者への対応の時系列

3月28日(日)

キョンテが入国し、JGTO手配のプライベート車両にてホテルに移動。14日間の隔離や、24時間体制での管理が行われる。

4月12日(月)

PCR検査を行い陰性を確認。会場へ向かう。

4月16日(金)

朝37.4度の発熱があり、10時過ぎに会場駐車場に来るも、車外に出ずにJGTOへ連絡。その後駐車場にて医師の診断を受け、新型コロナウイルス感染症の疑いがあるため桑名市内の病院へ向かい、抗原検査及び医師の診断を受ける。

14時頃に陽性が判明し、保健所の聞き取りにより濃厚接触者2人(帯同キャディ、パク・ウンシン)の認定を受ける。

ラウンド中だった濃厚接触者(パク・ウンシン)のプレーを中止させ、病院へ向かわせ検査を実施、翌日に濃厚接触者2人の陰性を確認。

■陽性が判明後、他の出場選手への対応

第2ラウンド終了後の18時10分頃に、一斉メールにて告知。複数での会食の禁止、個食にすること、朝昼晩の3度の検温の実施、食事場所と内容、滞在地のアプリでの報告、他者との接触を控えることなどの徹底を告知。

<ゴルフ情報ALBA.Net>