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金谷拓実が優勝し賞金ランクトップに 「日本の賞金王とオリンピックに選ばれるように頑張りたい」

国内男子ツアーの21年初戦「東建ホームメイトカップ」は、金谷拓実が優勝した。20年の「ダンロップフェニックス」に続いてシーズン2勝目となる。これで賞金ランキングでもトップに浮上した。

優勝インタビューで金谷は、「(21年の)開幕戦で優勝したい気持ちでいたので、優勝できて良かったです。前半はいいプレーができたんですけど、後半に入って10番、11番と連続ボギーがあったりしてピンチも多かった。しっかりパーパットを決めたりとか、しっかり粘り抜いて17番でバーディが獲れたので、いいプレーができたかなと思います」と振り返った。

17番パー5で金谷がバーディを獲ったことで、2位の中島啓太(日体大3年)との差は2打差に。18番パー4ではともにバーディチャンスについた。中島は先に7.5メートルのバーディパットを決めて、この時点で1打差となった。そのとき金谷は「中島選手が打つ前から入るだろうな思っていたので、自分がちゃんと2パットで終われるように考えていました」と冷静に2パットで沈めて優勝を決めた。

今後の目標を聞かれた金谷は、「日本の賞金王、オリンピックにも選ばれるように頑張りたい。たくさん目標があるので、とにかく目の前の試合、1試合1試合一生懸命プレーしたいと思います」と答えた。

前週は東北福祉大学の先輩、松山英樹がマスターズに優勝。「先週は松山さんにたくさん感動をいただいた。こうして優勝できて松山さんにも報告したいと思います」。このまま活躍を続ければ、松山とのオリンピック代表が実現するかもしれない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>