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渋野日向子が『66』で急上昇 3日間で2度目のノーボギー「私には珍しい(笑)」

<ロッテ選手権 3日目◇16日◇カポレイGC(米ハワイ州)◇6563ヤード・パー72>

渋野日向子が、初日に続き今大会2度目のボギーフリーラウンドで「66」をマーク。トータル11アンダーまでスコアを伸ばし、スタート時の41位タイからトップ15付近まで大きく順位をあげた。

ティオフ直後から、この日の好ラウンドを予感させる3連続バーディ。「めちゃくちゃ気持ちよかった! こんなことないから」と意気揚々とその後のラウンドに向かうことができた。前半はその後パーを並べることになったが、10番からも再び3つのバーディを奪取。リーダーボードを駆け上がった。

「3日中2日間がノーボギー。なかなか私には珍しい(笑)。ほんとにきょうはよく耐えたなと思う」。途中、9番でセカンドショットがピンに直撃し、グリーン手前まで戻される不運もあったが、そこからきっちり寄せてパーをセーブ。フェアウェイキープは14ホール中13ホール、パーオンには14ホールで成功するなど、相変わらずショットも安定している。これに加えパット数も26と、グリーンでもストレスの少ない1日となった。

「最後のほうに少しドライバーが荒れてきた。あとはショートアイアンを調整して、短いホールでバーディを獲ること大事にしたい。しっかり練習して、休んで(笑)」

ここから微調整を重ねて、明日の最終日に向かう。この遠征での大きな目標は、来年の米ツアー出場に向けポイントを稼ぐこと。「(順位が)大事。(来季のための)予選会にはなるべく出たくない。あしたにいいイメージを持っていける分、しっかり頑張りたいと思います」。ここハワイで、少しでも来年に向けての“貯金”をしておきたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>