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松山英樹、今後は? 2週間隔離のあとはテキサス→「全米プロ」が濃厚

日本中を沸かせた松山英樹の「マスターズ」優勝から2日。万全の感染対策をして、オンラインでの会見を行い、喜びを語った。「いろんなニュースを見るたびに、すごいことをしたんだなと感じます」。ニュース、ワイドショー、新聞など、トップニュースとして今も取りあげられている現状に、あらためて達成感をにじませた。

会見では、終始笑顔で激闘を振り返った。大会前週のふがいなさから自身に怒りを感じていたことを反省。マスターズ週は、自分を“許す”ことをテーマにしたという。状態が上がっていたことも明かし、水曜日の段階で感じていた“やれそうな感じ”は見事に的中。アジア人初の快挙を実現した。

こうなると、気になるのは今後の予定だ。最終日の翌日には米国を発ち、きのう13日に帰国。すぐさま2週間の隔離期間に入った。「まだ誰とも会っていないので(笑)」と、祝福の嵐のなかとはいかないが、「ゆっくりしたい」と激闘の疲れをまずは癒す構えだ。

そして、再渡米して、次戦は「本来なら出る予定でしたが、そこはどうするか考えています」とした5月6日開幕の「ウェルズ・ファーゴ選手権」への出場を見送るかどうか。そして、「その次は出ます」と、同13日開幕の「AT&Tバイロン・ネルソン」への出場を明言。さらに、その翌週の「全米プロゴルフ選手権」へと続いていく。

「いままでやってきたことと変わらず全力でゴルフに取り組みたい」。頼もしい言葉を笑顔で語り、次戦への英気を養うことを誓った松山。早くメジャーチャンピオンとしての姿をコースで見たい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>