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もちろんFWキープ率1位! 稲森佑貴は米本土でしぶとく「おごることなく」

<WGC-ワークデイ選手権アット・ザ・コンセッション 2日目◇26日◇コンセッション・ゴルフ・クラブ(米フロリダ州)◇7564ヤード・パー72>

日本が生んだフェアウェイキーパーが米国本土初挑戦の本大会でもその実力を発揮している。初日を1オーバとした稲森佑貴は、ボギーフリーの4バーディでトータル3アンダーめで浮上。20位タイという位置で残り2日間に臨む。

初日のフェアウェイキープ率は100%で1位。2日目は2ホール外したが、通算では全体1位をキープ。“日本一曲がらない男”として知られる稲森が、パワーだけではないゴルフの魅力を表現している。

「今日は出来すぎたくらいのゴルフだったけど、まだ2日間あるので油断しないように、なるべく1打でも伸ばせるように頑張っていきたい」

前半を1アンダーで折り返すと、後半に入っては3バーディ。「ボギーをなるべく打たないようなゴルフができたと思う」。出来すぎと形容した内容は、フェアウェイキープができればアンダーパーが可能なことを見事に実証した。

どーん!と1オンを狙うパー4でもティショットを刻み、パー5でも3打目勝負。それでもこのスコアで回れるのが稲森だ。国内ツアーでも2勝がともに「日本オープン」。難セッティングでこそ発揮される強みは、米本土でも同じだ。

「おごることなくこのあと練習して、修正しなければいけないところがちらほらあったので、修正しながら明日に向けて頑張りたい」。日本から参戦している26歳の若きサムライが、世界選手権で上を目指す。

<ゴルフ情報ALBA.Net>