海外メジャー5勝、米ツアー通算44勝のフィル・ミケルソン(米国)が今週はPGAツアーの「ザ・アメリカンエキスプレス」に参戦。2021年の初戦を迎える。
「新しい年をこうしてスタートできることにとてもエキサイトしている」と大会ホストも務めるミケルソンだが、昨年は50歳となりシニアのPGAツアー・チャンピオンズにも参戦。デビューから出場2戦連続優勝と華々しい活躍をみせた。
当初は「PGAツアーで飛距離が通用する限りはレギュラーのPGAツアーで戦う」としていたミケルソンだが、PGAツアー・チャンピオンズでの優勝争いにはすっかり興奮。「戦うことがこんなにもおもしろいことだと思い出した」と興奮した。今後はどのツアーを戦うかは自身の戦いぶりによって決めるという。
「まずはPGAツアーに参戦してどこまで戦うことができるか見極めたい。いい戦いができれば、ライダーカップメンバーに入ることを目指したい。でももしトップレベルで戦えなければ、PGAツアーチャンピオンズへの参戦を増やすことになると思う」とミケルソン。
PGAツアーではこれまで50歳以上での勝利は、クレイグ・スタドラー、フレッド・ファンク、ジョン・バーナム、ジェームス・バーネス、デービス・ラブIII、アート・ウォール、サム・スニードの7人。スニードは1965年に最年長の52歳10カ月でグリーンズボロー・オープンを制している。(文・武川玲子=米国在住)
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