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石坂友宏が『SIM2ドライバー』を初試打 「昨年より振りやすくて飛ぶ」

20日、2021年のテーラーメイドゴルフの新製品発表会がオンラインで開催され、今年から同社とウエアを含めた総合契約を結んだ石坂友宏がデモンストレーションを行った。

新しいSIM2ドライバーも3つのヘッド展開【写真】

今回の発表の目玉となったのは、2020年に売れに売れたSIMシリーズの後継『SIM2シリーズ』。ドライバー、フェアウェイウッド、レスキュー(ユーティリティ)、アイアンが2月19日に全国で発売される。新しいドライバーを初めて打った石坂は「去年のモデルに比べて振りやすいし、距離も飛んでいる。感触も良いです」と早くも気に入った様子。3球打ったデモンストレーションではすべて300ヤード超えを記録した。

驚いたのは「ヒールでも飛んでいる。スイートスポットが広い」というやさしさだった。アベレージゴルファーほどではないにしても、プロだって毎回芯で打てるわけではない。普通ヒールで打っときは、ボールにスピンが増えて飛距離をロスするが、石坂が打ったボールは2200回転に抑えられて300ヤードを超えた。

さらに、デモンストレーションの後のトークセッションでは、テーラーメイドの総合契約となった感想を聞かれ、「世界のトップ選手が使っているブランドでもあり、アマチュア時代から憧れていたので、嬉しいです。チーム・テーラーメイドの一員として、頑張らないといけない」とプレッシャーも感じている。

チーム・テーラーメイドといえば、現在世界ランキング1位で昨年のマスターズを制したダスティン・ジョンソン(米国)をはじめ、同4位で昨年の全米プロに優勝したコリン・モリカワ(米国)、同6位のローリー・マキロイ(北アイルランド)、昨年の全米オープン2位のマシュー・ウルフ(米国)、そして5度目の腰の手術を行ったタイガー・ウッズ(米国)と、そうそうたる顔ぶれが名を連ねる。国内男子ツアーで未勝利の石坂としては、早く結果を残したいところだ。

新しい武器を手にして臨む今年の目標について聞かれると、「コロナ禍の状況で試合の開催が難しかったりするなかで、出られる試合は優勝して、レギュラーツアー2勝。賞金王を目指して今シーズン頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」と高らかに宣言。

昨年の「ダンロップフェニックス」では、2日目からトーナメントをリードしていたものの、最後の最後に金谷拓実にプレーオフで敗れ、悔しい思いをした。新しいドライバー同様に、真っすぐ最速で日本のトップを目指す。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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