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予選落ちの金谷拓実は欧州2連戦へ「最初のステージだけやっても強くならない」【日本勢コメント集】

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 2日目◇15日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

金谷拓実は2日目に「67」をマークするなど予選通過へ気を吐いたが、結果はトータル3アンダーでカットラインに1打及ばず。それでも「残念な結果だけど、こういう経験からしっかり学んで次の試合で良いプレーができるように頑張りたい」と前を向いた。

最後は6メートルほどのイーグルチャンスもあったが、左に外れバーディ止まり。「きょうはどんどんバーディを獲ろうと思ってチャンスにも多くつけられた。でも後半、自分のスピードとタッチがなかなか合わせられなかった」と粘りは見せながらも、伸ばしきるまでには至らなかった。

この大会を終えると、欧州ツアーの「ドバイ・デザート・クラシック」(28〜31日・UAE)、「サウジ国際」(2月4〜7日・サウジアラビア)への出場が決まっている。調子については「行ってみないと分からないですね」と笑ったが、目標に掲げる東京五輪代表入りのためにも、なんとか大きくポイントを稼ぎたいところだ。

今春に東北福祉大を卒業し、いよいよ本格的にプロの道を歩みだす。「いいプレーをしているつもりでも、そこまで順位も上がらない。レベルの差と言ってしまえばそれまでだけど、ゲームと一緒で、ずっと最初のステージをやっていても強くはならない」。もう“いい経験”で片づけるわけにはいかない。さらなる成長のため、この冬は海外を渡り歩いていく。

■松山英樹(トータル9アンダー・7位タイ)

「バタバタしてなかなか思うようにいかなかったけれど、徐々にショットが良い感じになりつつあった。(後半はハーフ『28』で米ツアーでの自己ベストを記録)ちょっと心臓がついていけないですね。ショットが、アイアンも、ドライバーもフェアウェイに行ったし、そういう意味では良かった。きょうの後半みたいに入れば優勝のチャンスは多くなると思う」

■小平智(トータル5アンダー・46位タイ)

「パターはかなり改善できたけど、インで無駄なボギーが多かった。ただ最後の4ホールで戻ってこられたので、そこは成長したと思う。調子はいいです。ショットの不安がなくてピンを攻められるようになった。予選を通っていれば感覚もつかめてくるし、いつかは伸びるときがくる。そんなに意気込み過ぎず(笑)」

■木下稜介(トータル4アンダー・57位タイ)

「きょうはピンポジションがすごく難しくて、さらにティショット少しが乱れてしまった。ラフからは狙えないピンも多かった。目標は次も出られるトップ10。セーフティにいってる場合じゃないので、フェアウェイにいったときはガンガンピンを狙いたいですね」

■石川遼(トータル4オーバー・133位タイ)

「次の試合に向けてやるべきことも、はっきりとしてきた。ここからスタートして、今年1年も頑張っていきたい。週替わりでやるべきことが変わるし、微調整の状態ではない。これからキャンプとかも考えたい。こういう時期なので、やり方、場所を考慮しながら、自分の置かれた環境の中でできることはある」

■香妻陣一朗(トータル4オーバー・133位タイ)

「短いのを外してから流れを崩してしまった。(米国ツアーは)何となくやれるかなという感じはあったけれど、グリーンが日本と全然違う部分があった。考えれば考えるほど難しくなってきていたので、そこさえ何とかすればいけるかな。もう少し頑張ろうかなと思います」

<ゴルフ情報ALBA.Net>