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安定感抜群の小平智は課題の決勝Rへ 「予選通ればいつかは伸びる」

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 2日目◇15日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

小平智が危なげなく予選ラウンドを突破した。初日の1アンダーから、2日目は6バーディ・2ボギーの「66」にまとめ、トータル5アンダーの46位タイで決勝ラウンドに入る。

10番からのスタートとなった小平は「ショットの不安がなくてピンに攻められるようになった」と話すとおり、ショット面での好調はキープ。ところが12番で60センチのパーパットを外し手痛いボギーとすると、続く13番もボギーにしてしまう。一時はオーバーパーまでいったが、「ゴルフの調子がいいので獲れると思ってやっている」と、その後のバーディラッシュにつなげた。

序盤の2ボギーのあとは2連続を含む3バーディで折り返し。そして後半に入っても3バーディと、上位を狙える位置で週末に入る。「こうやってコンスタントに予選を通過していくことが大事だと思うので、今回も通って良かった」と、ひとまずは第一関門突破に及第点をつけた。

昨年11月に出場した新シーズンの3試合では予選通過が2回。いずれも決勝ラウンドで上位進出とはならず38位タイと40位タイという結果に終わった。「日本だと伸ばさなくても順位は落ちないけど、こっちだと伸ばさないと落ちる」と、残り2日の戦いが上位進出への第2関門となる。

「ちゃんと(予選を)通っていればいつかは伸びるときがくる。そんなに焦らずにちゃんと通って、3日目、4日目をやることが大事。そんなに意気込み過ぎず(笑)」。まずはムービングでの3日目に“自然体”で伸ばすことに注力し、上々の形で最終日につなげていく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>