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艶やか振袖姿も咲き乱れ ゴルフ界の新成人、“ハタチの誓い”は?

今年は全国で124万人の新成人が誕生。11日の成人の日に合わせ、その付近では各自治体で成人式も執り行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中止や縮小となった地域も多かったが、それでも晴れ着姿の若者の姿が印象に残る3連休となった。もちろんゴルフ界でも成人を迎えた選手がいる。そこで、その声を一部まとめてみた。

ゴルフ界の新成人たち、その晴れ着姿を集めました【写真】

女子ゴルフ界では、“プラチナ世代”と呼ばれる2000年度生まれの選手が、今年成人となった。その筆頭選手の一人で、昨年3勝を挙げた古江彩佳は11日に神戸市の成人式への出席を予定していたが、会自体が延期になってしまった。

それもあり、自身のインスタグラムに「育ててくれた両親や応援してくださる方々への感謝の気持ちを忘れずに、まだまだ子供ではありますが、強い女性として成長できるように頑張っていきます!」というメッセージを、幼少期の写真を添えて投稿した。なお1日には晴れ着姿の写真もアップしている。

また古江と同じ神戸市の式に参加を予定していた安田祐香はマネジメント会社を通じて晴れ着姿とコメントを発表。「このオフは地元で練習して、しっかりとトレーニングもしていきたいです。よく食べてケガをしない体作りを心がけたいです」と、昨年、頸椎捻挫で一時戦線離脱したことを踏まえ決意した。そして「今年の目標は初優勝すること」と、すでに勝利も手にした同級生たちに負けない活躍を誓った。

注目世代とあって選手層も厚いこの世代は、他にも多くの選手が20歳の門出を迎えている。昨年1勝の西村優菜も、1日に振袖姿の写真をインスタグラムに投稿。また8月4日の誕生日の際には、「一つの大きな節目。楽しい時間や景色を大切に、楽しみながら精一杯頑張ります。少しずつ素敵な大人レディに近づけますように!!笑」というメッセージをアップした。

吉田優利の地元・千葉県市川市も式典は行われず、オンライン成人式となった。コロナ禍に思い出作りを阻まれてしまったが、こちらもインスタグラムに晴れ着写真とともに、「育ててくれた両親を始め、サポートしてくださっているたくさんの方々への感謝の気持ちを忘れずに、立派な大人になれるよう成長していきたいなと思います」と絵文字を交えたコメントを投稿した。

澁澤莉絵留は群馬県太田市の式に参加。こちらも式典は中止となり、写真撮影のみとなったが、この会場で「一目見て『強くなったな』と思われるような選手になりたいです。そのための準備をする覚悟もあるので、みなさんにそう思ってもらえると嬉しいです」という決意を話した。

福岡県出身の後藤未有も、マネジメント会社を通じコメントを寄せた。今年の目標として「レギュラーツアー優勝」、「プロテスト合格」を掲げ、「20歳になったからといって、これまでと大きな違いは感じません。ゴルフに対しては今までと同じように自分の目標に向かって努力していくだけです!」と変わらずゴルフに向き合っていく。

一方男子も、注目のアマチュア選手などが晴れの日を迎えた。世界アマチュアランキング1位の中島啓太(日体大2年)もその一人。こちらも成人式自体は中止になってしまったが、写真撮影のため埼玉県の公園に姿を見せ、新鮮なスーツ姿で抱負を語った。今年の目標に『準備』の2文字を掲げ、「いつ始まってもいいように。去年もそれをテーマにやっていました。まだ先が見えないので」と、あらゆる状況に対応するための“備え”に取り組んでいく。

まずは今後の日本のゴルフ界を支えることになる若者たちの門出を祝福し、今後の活躍を期待したい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>