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米女子ツアーの2021年日程が発表 34大会開催、賞金総額は79億円のビッグシーズンへ

米国女子ツアー2021年シーズンの日程が発表された。詳細の発表がされていないものを含めて、来年は全34大会が開催予定。新型コロナウイルスの影響で、例年の日程とは異なるものとなっている。

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シーズンはフロリダ州で開催される1月の「ダイヤモンド・リゾーツ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」から開幕。2月に行われていたオーストラリア連戦は開催未定。同じく2月から3月開催だったタイ、シンガポール、中国の3試合は4月下旬から5月へと移動した。

代わりに、今年は1月開催だった「ゲインブリッジLPGA選手権」が2月下旬に開催。翌週の「LPGAドライブオン選手権」とともにフロリダ州で開かれ、ツアーは一度中断。3月下旬からカリフォルニアに舞台を移し、「キア・クラシック」、メジャーの「ANAインスピレーション」と続く。

その後はハワイ、カリフォルニア州、そしてアジア3連戦と続き翌週から米本土に戻ると、5月の最終週にはマッチプレー方式の新規大会が開催。そして「全米女子オープン」、「LPGAメディヒール選手権」と、カリフォルニア州サンフランシスコ近郊の2コースで連戦が予定されている。

その後は6月最終週の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」を含み7月の3週目まで米本土大会が5試合。そしてツアーは欧州へ。今年中止となったフランス開催のメジャー「エビアン・チャンピオンシップ」、そして翌週には欧州女子ツアーとの共催で新規大会が開催される。

8月4〜7日の「東京五輪」をはさみ、ツアーは再び欧州へ。「スコットランド女子オープン」、「AIG女子オープン」と続き、米本土へと戻る。今年は欧米対抗戦の「ソルハイムカップ」がオハイオで開催。10月第2週まで米本土を転戦し、今年はすべて中止となったアジアシリーズへと入る。

そのアジアシリーズは中国、韓国、台湾、そして日本開催の「TOTOジャパンクラシック」と続き、その翌週から米本土に戻り最終の2戦をフロリダで開催し、シーズンを締めくくる。

賞金総額は過去最高の7645万ドル(約79億円)。新スポンサー獲得や、コロナ禍での柔軟な日程調整などに動いた米ツアー。来年は、ビッグシーズンとしてリスタートを切る。

<ゴルフ情報ALBA.Net>