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軽妙な“リズム”に乗って 山内日菜子が単独首位発進

<カストロールレディス 初日◇17日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6452ヤード・パー72>

2020年のステップ・アップ・ツアー最終戦を飾る「カストロールレディース」。その第1ラウンド、2アンダーをマークしたプロ4年目の山内日菜子が単独トップに立った。アンダーパーがわずか2人というタフなコンディションのなか、特に「先週よりもよくなった」というショットに手応えを得ている。

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それでも硬く仕上がったグリーンには、多くの選手同様苦戦。そのなかでも「パターでなんとかパーを拾ってました」と集中を切らさなかったことが、首位発進の要因となった。

24歳の若者らしく、好きなアーティストを聞くと人気の「SEKAI NO OWARI」という答えが返ってきた。その楽曲を弾けるようになりたいと、2017年から独学でピアノを始めたほどの大ファンで、「ラウンド中は(最新曲の)Fangsが頭に流れてました。まだ趣味程度ですが、ピアノはゴルフにもいいとも言われました」。その趣味が本業にも好影響を与えているようだ。

「(優勝を)意識しすぎると体が動かなくなってしまうので、一打一打集中していきたいです。あとは運がついてくれば」。この“リズム”を崩すことなく進んでいけば、17年の「Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament」以来となるステップ2勝目にもおのずと近づく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>