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リ・ハナがプレーオフ制し下部ツアー2勝目 ”4人目”の19歳に乞うご期待!

<フンドーキンレディース 最終日◇12日◇臼杵カントリークラブ(大分県)◇6293ヤード・パー72>

最終日を2位からスタートしたリ・ハナ(韓国)が、植竹希望とのプレーオフを制してステップ・アップ・ツアー2勝目を飾った。首位を追う展開のなか5バーディ・1ボギーの「68」をマークしトータル13アンダーで並び、一騎打ちに持ち込んだ。

4ホールに及ぶ戦いを最後はバーディで決めたハナ。「プレーオフは緊張しますけど、より集中力がアップする」と、勝負強さを見せた。初優勝した9月の同ツアー「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」でも原江里菜、林菜乃子とプレーオフに突入。3ホール目でバーディパットを沈めて勝利を手にした。

初優勝時は父親を介して優勝インタビューに答えていたが、今回は冗談が通じるほどになった。「日本の方は、本当に優しい人が多い。選手もコミュニケーションを取ってくれるので、もっともっと理解したい」と、ゴルフだけでなく日本語の上達にも力を入れてきた。

次戦は国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」に出場する。「来週は、ユピテル・静岡新聞SBSレディースに優勝したプレゼントですね。今年、最後の試合。今回の優勝でさらに自信をもつことができたので、どれぐらい通用するか楽しみです」と今年レギュラーツアー4試合目に挑む。

同大会にはハナと同じ19歳の笹生優花、西郷真央、山下美夢有も出場予定。一歩先を行くレギュラーツアーの“先輩”たちに対し、どこまで力を発揮できるのか。下部ツアーで自信を深めたハナが、ステップアップする姿に期待したい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>