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「ショットぐちゃぐちゃ」→復調 “ゲンのいい”中国地方で岩橋里衣が好発進【ステップ初日コメント集】

<中国新聞ちゅーピーレディースカップ 初日◇23日◇芸南カントリークラブ(広島県)◇6460ヤード・パー72>

昨年のステップ・アップ・ツアー「山陰合同銀行 Duoカードレディース」でプロ初優勝を挙げた岩橋里衣が、2勝目に向け好発進を切った。6バーディ・1ボギーの5アンダーは松原由美と並ぶトップタイ。レギュラーツアーでの予選落ちが続くなか、ゲンのいい地方が復調の場所となるか。

異変を感じたのは、8月の今季レギュラーツアー2戦目「NEC軽井沢72ゴルフ」だった。41位タイで大会を終えたが、「ショットが悪くなっていた」と状態が下降線を辿っていることを感じていた。さらにその後「ショットがぐちゃぐちゃになった」と状況は悪化。「ニトリレディス」、「ゴルフ5レディス」、「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」と3試合連続で予選落ちを喫した。

だが10位タイに入った先週のステップ「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」から、ようやく状態が上向きに。「トップ10にも入れて、自信もついた。何より気持ち良く振れるようになりましたね」というなかで広島に入ることができた。「中国地方は相性が良いから、あす以降もボギーが先に来ないように頑張りたいですね」。昨年、優勝した鳥取県に続き、中国地方での2勝目に向け、2日目も迷いなくドライバーを振りぬいていく。

以下、その他上位選手のコメント。

■松原由美(5アンダー・首位タイ)

「ミドルパットが決まってくれました。グリーンとラインの読みがピッタリ合った(22パット)。同世代(黄金世代)の活躍は気にしていないと言えばウソになるけど、自分は自分。周りからはいろいろと言われるけど、自分がやれることをやるだけです。プロとして結果を残したいです」

■竹山佳林(3アンダー・3位タイ)

「前半は風が強かったけど、リズム良く回れた。パットも徐々にタッチが合うようになってきて、しっかりとバーディパットを決められました。最後の方は欲が出てしまって、連続ボギーを叩いてしまいましたが、キッチリと切り替えて最終ホールをバーディで締められたのは良かったです」

■久保啓子(3アンダー・3位タイ)

「(上がり4ホール連続バーディ)神がかっていましたね。6番は30ヤードがチップインして、8番も15メートルぐらいのパットが入った。自分でもすごくビックリしています。昨夜、テレビ解説で来られている藤井かすみさんにメールをして、パターのアドバイスをいただきました。そのおかげです。30パットを切ったのも久し振り。あす以降もベストを尽くすだけ」

■岸部桃子(2アンダー・5位タイ)

「きょうはショットが落ち着いていて、トラブルショットもなかった。このコースはグリーンが硬くて速いので、ティショットをラフに入れると難しくなる。きょうはフェアウェイを外したのが1回だけだったので、うまく攻められた。(2日目終えてトップも最終的に10位タイだった)先週のリベンジを今週果たしたい」

<ゴルフ情報ALBA.Net>