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データ分析の基本で勝負! 今週は“8”にまつわるドラマが生まれる!【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

国内女子ツアー今季5戦目の「デサントレディース東海クラシック」が18日(金)に開幕する。先週行われた国内メジャー初戦の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」は永峰咲希の優勝に終わり、予想的中はならず。昨年は渋野日向子が大逆転勝利を果たした本大会だが、渋野は米ツアー挑戦で不在。とくれば、今年はどんなヒロインが生まれるのか。今週もALBA.Netが誇る女子ツアー担当の“データ大好き記者A”と、ドラマティックな展開大好きな“人情派記者M”が優勝者を大予想!

■秋の知多半島はショットメーカーにお任せ(記者A)

記者A:「まず振り返り。女子プロ選手権は私が予想した小祝さくらが3打差6位。ニトリレディス、ゴルフ5レディスの疲れを考えれば実質優勝といって問題ないでしょう」

デスクT:「確かに2位、優勝、6位なら安定感、結果ともに抜群だけど、それで小祝実質優勝というのは、データ派としてはいささか無理があるね」

記者A:「細かいことは気にしないでください。先週優勝した永峰咲希も、その前週は予選落ちですが、そのさらに前週のニトリレディスで6位。2週連続トップ10の選手がいいといいましたが、小樽カントリー倶楽部でトップ10に入れば、2週連続と同じレベル。新たなデータを仕入れることができました」

デスクT:「さすが前向き…」

記者A:「というわけで、来年は新たにパワーアップした予想ができるということ。何はともあれ昨年プロテストに合格した人全員などといった適当な予想が当たらなくてよかった(ホントにひやひやしました)」

デスクT:「確かに難しいコースセッティングの小樽での活躍=選手権での活躍は法則としては成り立つね。それで…」

記者A:「はい、先週の話は終わりにします。今週の予想です。正直いうと2009年以降、優勝スコアが2桁アンダー。伸ばしあいでバーディが必要というだけではデータとはいえません。では過去の優勝者を見ると、昨年の渋野日向子、香妻琴乃、川岸史果、テレサ・ルー(台湾)と共通点はあまりありません。ではどうするか。コースとの相性という新たなデータを見てみましょう!」

デスクT:「諦めが早いな…。というかシンプル…」

記者A:「そういうときもあります。無理にこじつけてあの人に何か言われたくないので。ということで、コースとの相性で決めていきたいのですが、いいですか? まずはイ・ミニョン(韓国)。優勝こそありませんが3回の出場で19年7位、18年2位、17年14位と好相性。そしてもう1人は16年覇者のテレサ。優勝のほかに19年も2位と得意コースとしています。2人とも先週13位と状態も上がっているのも好材料。さらに今週末の愛知は雨予報ですが、2人とも雨を苦にしないタイプで、こちらも問題なし!」

デスクT:「結局は実力者2人になるんだな」

記者A:「数少ないデータでも複合させて優勝者を導くのがデータの醍醐味。2人のショットメーカーならきっと期待に応えてくれるのではないでしょうか!」

■“8”にまつわる物語を探せ!(記者M)

記者M:「あー、きてます! きまくってます!! 予想がいいところまできております!!! 先週の試合で、昨年のプロテスト合格組が与えたインパクトは『立派』の2文字につきる! それにあやかって、わたくしも、そろそろ“完全的中”のインパクトをお届けしよう、そう決意しているわけです!」

デスクT:「確かに先週は毎日のようにルーキーが上位をにぎわせたね。澁澤莉絵留、西村優菜、もちろん笹生優花もね。西村は本当に惜しかった。でも、今年中には優勝しそうだね」

記者A:「そうなんですよ! そして今週も、とっておきのネタがあるんです!」

デスクT:「というと?」

記者M:「今わたくしには、隣の記者Aさんから漏れる『ショットメーカーが…』という苦悩の声が聞こえております。どうやらデータ的な共通点を見つけるのに苦労しているようですね。ふぅぅぅ…、大当たりに結びつく“あの法則”に気づかれなくてよかったーーー!」

デスクT:「Mもついにデータか?? あの法則??」

記者M:「“あの法則”って何? はい、分かりました! それではバレないようにずっと黙っていた、それを教えましょう! 特に最近2年間のこの大会を振り返ると、けっこうドラマティックな結末だったと思いません? 実はそこに、ある“数字”が共通しています」

デスクT:「もったいぶらずに早くいいなさい」

記者M:「おととしの香妻琴乃は『プロ転向8年目』で悲願の初優勝。昨年の渋野日向子は『最終日に8打差を逆転』しての勝利。そう、“8”にまつわるドラマが、ここでは起きているんです!!!!!!」

デスクT:「どっからそんなデータ、いや、法則を見つけてくるんだか…」

記者M:「おそらくこれは、主催で中継を行う東海テレビがフジテレビ系列(8チャンネル)であることが引き起こしている現象だと考えられます!! さぁ、ここまで素材がそろったら、あとは、どんな“8にまつわる物語”が起こるかを予想するだけでございます!」

デスクT:「そういうことか…」

記者M:「まずは、先週のメジャーで超強烈な印象を残した田辺ひかりをはじめ、プロ“88”期生でいまだツアー未勝利の選手の初優勝なんてどうでしょう? あとはここで勝てば2012年の「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」以来となる『“8”年ぶりのツアー優勝』となる木戸愛も気になる。これは問答無用でドラマティックでしょう! とにかく今年も、8にまつわる優勝劇で大会は末広がりの大団円を迎えること間違いなし!!」

デスクT:「注目の田辺のプロフイールを見たら88期生。末広がり、これは8! というところか。でもなんとなく、今週は今季初参戦のペ・ソンウ(韓国)かミニョンかなと僕は思っているんだけどね。さすがにそろそろ韓国勢が来るんじゃないかな、と。とにかく今年も去年の渋野のようなドラマが見たいね」

●記者Aの優勝予想…イ・ミニョン、テレサ・ルー

●記者Mの優勝予想…田辺ひかり、木戸愛

●デスクTの優勝予想…イ・ミニョン、ペ・ソンウ

☆今季の予想結果

記者A=5戦2勝、記者M、デスクT=5戦0勝

<ゴルフ情報ALBA.Net>