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原英莉花が初V大会の特番出演 ツアー再開後は「大人になった私を見て」

新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となった「リゾートトラスト レディス」。31日、特別編がテレビ朝日系で放送され、昨年大会で優勝争いを演じた原英莉花、河本結、古江彩佳が出演した。

昨年大会ではその3人に加えて、2カ月後には「全英AIG女子オープン」を制すことになる渋野日向子ら若手が躍動した。原はツアー参戦初年度のペ・ソンウ(韓国)をプレーオフで下し、念願のツアー初優勝。ギャラリーの大喝采を浴びながら、歓喜の涙がほほを濡らした。

「あんなに自分を応援をしてくださる方がいることにひたすら感動しました。(優勝して)泣くとは思っていなかったんですけど、ジンジンきてしまって」

また、最終日の15番パー3ではこんな“裏話”も披露。ティショットを打った後、ギャラリーから「入った!」という声が聞こえ、原はホールインワンだと思い大喜び。ティイングエリアで飛び跳ねたが、

「昨シーズンで何を一番思い出すかと言ったら、そのショットですね。恥ずかしいですね。(同組の選手から)『入ってない、入ってない』って(笑)」

実は、ティショットはグリーン左のピンそば約2mにオンしていた。ナイスショットには違いないが、ぬか喜びと知った原はガックリ。それでも、その後のバーディパットをしっかりと沈めて優勝へ突き進んだ。

放送の最後には近況を報告。「家でできるトレーニングだったり、日々の練習で正確性のあるショットを身につけられるように取り組んでいる」と話した。「強気だけじゃなくて、技術もしっかり磨いて少し大人になった私を見てほしい。今パワーを蓄えているので、再開した時を楽しみにしていてほしいと思います」。ファンへ活躍を誓った。

<ゴルフ情報ALBA.Net>