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五輪ゴルフ競技の出場資格見直しも 国際ゴルフ連盟が協議開始

スイスにある国際ゴルフ連盟(IGF)が国際オリンピック委員会(IOC)、2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会との協議を開始したことが分かった。五輪開催が来年夏までを期限に1年程度の延期が決まったことを受け、IGFは出場権を決めるオリンピックランキングの対象期間などについても再検討するとみられる。

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「IOCと大会組織委員会は新日程について、我々や他競技のナショナルフェデレーションと協議している最中。新しい日程が早々に下りてくることを期待している」とし、新日程決定後にゴルフ競技運営の調整、対応に向かう。

出場権を決めるオリンピックランキングについては「決まった日程に応じて運営計画などを調整していくことになるだろう」との見解を述べており、オリンピックランキングの計算期間が見直される可能性は高い。オリンピックランキングの計算は男女それぞれの世界ランキングにより決まるが、その世界ランキングは世界各地のツアー中止・延期により凍結中。男子は2020年6月22日、女子は29日付けのランキングによって決まる予定だったが、大会延期に伴ってこの期間も先延ばしとなりそうだ。

日本政府からは年内の五輪開催はないと発表され、現在は圏外ながら五輪出場を狙う選手たちも今後の戦い方次第では五輪出場も夢ではない。一方、現状のランキングでいけば五輪出場圏内の畑岡奈紗、渋野日向子、鈴木愛が今後もいかに世界ランキング15位以内をキープする戦いができるかが試される状況になった。

<ゴルフ情報ALBA.Net>