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“キツネ”が1000匹以上!? 青木瀬令奈と成田美寿々が目指すバーディラッシュ・チャリティ

都内ホテルで21日、『リシャールミルジャパン基金チャレンジプロジェクト2020発表会』が開かれ、リシャールミルファミリーの青木瀬令奈とプロスノーボーダーの竹内智香、この日新たにファミリーに加わった成田美寿々が出席し、プロジェクトへの取り組みや意気込みを語った。

成田美寿々と青木瀬怜奈の仲良き2ショット【写真集】

リシャールミルジャパンが子どもたちに夢を与えたいと、2011年の東日本大震災から続ける寄付活動。本年度は所属選手の活躍に応じて寄付金を増額する試みがスタートする。プロゴルファーのファミリーには青木、成田のほか宮里優作が名を連ね、3人が国内レギュラーツアーで1バーディを獲るごとに1万円ずつ寄付金が加算される。ツアー終了後の全バーディ数ぶんの金額を東日本大震災で被害を受けた子どもたちを支援する認定NPO法人カタリバに寄付し、寄付金総額は1000万円以上が見込まれている。

今回のプロジェクトは青木の発案がきっかけ。19年にベトナムの子どもに米を贈る活動などを行い「勇気や感動、チャリティー活動が子どもたちに夢を与えられる」と支援活動の意義に感銘を受け、同社の川崎圭太代表取締役へ相談し、今回のプロジェクト発足につながった。

また、子どもたちに向けたゴルフイベント開催についての企画も持ち上がっていることも明かされ、今年からプレーヤーズ委員長を務めることになった青木のゴルフへの思いを感じられる場面もあった。成田も昨年の「伊藤園レディス」でのチャリティーオークション、台風被害を受けた地元への寄付などを経験したこともあり、支援の重要さを実感している。18年には347個のバーディを獲得したこともあり、「(昨年は)8連続バーディもあった。攻撃的に今年もやっていく。バーディを18番まで狙う」と強く意気込んだ。

終盤には記者からの質問をきっかけに、ホールインワンは100万円、イーグルは5万円を寄付することが決定。昨年の「KKT杯バンテリンレディス」でホールインワンを決めた青木からは「狙っちゃいますね!」の発言も飛び出し、会場を沸かせた。

最後にはバーディを獲った際に行うという、手でキツネをかたどる「キツネポーズ」も披露された。今年は一匹でも多く“キツネ”をつくり、一人でも多くの子どもたちを笑顔にする選手たちの活躍が期待される。

<ゴルフ情報ALBA.Net>