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プロ5年目で初のシード選手に 篠原まりあの素顔は… 「ウソをつくとあたふたしちゃう(笑)」【初シード選手へクエスチョン】

鈴木愛が2年ぶりに賞金女王の座についた昨年の国内女子ツアー。今年のツアーを彩る50人の賞金シード選手も決まったが、うち13人が初シード入り、平均年齢も26.3歳と過去最年少を記録するなど、ツアーの“新陳代謝”は著しい。そこで初めてシード権を手にした選手13人に、その心境を聞いてみた。“素顔”に迫る質問も織り交ぜながら、喜びの声をお届けする。

プロ転向5年目となった昨シーズンに、キャリアハイとなる2581万3285円(ランク46位)を稼いで、初のシードを決めた篠原まりあ。しかしQTランク12位で臨んだ開幕直後は、『予選落ち』の文字が目立つ結果だった。

しかし、この流れが大きく好転したのが、9月のメジャー大会「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」。ここで4位タイに入り860万円を加算すると、台風で短縮競技となった「スタンレーレディス」の2位タイなどもあってシードへの道を切り開いた。充実のシーズンを終えた篠原の心境は? 以下、一問一答。

――まず初シード入りの感想を聞かせてください

「夏までは、まさかシードに入れるなんて思ってなかったので、素直にうれしいですね。選手権がきっかけでゴルフが変わって、それは今後にも生かせると思っています。今は練習も充実していますね」

――ではプレー面で自身の“強み”はどこだと考えていますか?

「ショットが曲がらないこと。ドライバーのフェアウェイキープや、セカンドショット以降が強みだと思っています。選手権からパターもよくなってきてバーディ数も増えました」

――スイング時に気をつけているポイントはどこですか?

「感覚を大事にしているので、リズムには気をつけてます。テンポが早くなると、スイングが小さくなってしまうので。例えば雨が降った時は、リズムが狂う原因が増えます。なので特に注意しています」

――『この選手には負けたくない!』という人はいますか?

「学生時代から対抗心がなくて。団体戦だと『学校と戦う』という気持ちが出るんですけど…。そういう対抗心もプロには必要かなと思うので、これからつけていこうと思っています」

――仲のいい選手は誰ですか?

「山内日菜子、丹萌乃、立浦葉由乃、高木萌衣とか同級生と仲がいいですね。一度同級生で集まろうっていう話になって、場所が大阪だったんですけど、私と日菜子ちゃんは九州から行って次の日帰るっていうこともありました(笑)」

――最近、奮発して買ったものはありますか?

「車ですね。今までで一番大きい車を買いました。装備をしっかりしたくて、国産車で少しグレードが高いものを選びました」

――クセはありますか?

「ウソをつけない。ウソをつくとあたふたしちゃうんです(笑)。小さいウソでもばれちゃうし、『絶対ウソつけないでしょ?』ってよく言われます。顔とか態度に出ちゃうみたいです」

――もし明日地球が無くなるとしたら、何をして過ごしますか?

「美味しいものをたらふく食べて寝ます(笑)。好きなことをして、好きなものを食べたい。ゴルフが好きだから、それができているのは幸せですね。最近は海鮮にハマってます」

――ゴルファーになっていなかったら、どんな仕事をしていたと思いますか?

「普通に大学生もしたかった。プロテストに落ちたら大学に行こうと思ってました。それで長女なので、家業(温泉旅館)を継いでいたかもしれないですね」

<ゴルフ情報ALBA.Net>