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安田祐香がNECと所属契約を締結 会見で意気込み「所属選手として尊敬されるゴルファーに」

昨年のプロテストに合格し、QTランク2位の資格で今季のツアー前半戦フル出場を確実にしている安田祐香が、国内電気メーカー大手のNEC(日本電気株式会社)と所属契約を締結したことが発表された。契約はきょう21日(金)からで、同日には港区にある同社の本社ビルで記者会見も行われた。

安田祐香、スーツ姿もまだあどけないです【写真】

ゴルフウェア姿で登場した安田は、しっかりとした口調であいさつ。その檀上で「日本を代表する企業の所属選手になれて光栄。NEC軽井沢72ゴルフでは、ホステスプロとしてしっかりプレーし、大会を盛り上げたいです。NEC所属として恥のないよう、尊敬されるゴルファーになりたい」と意気込みを語った。ラグビートップリーグの「NECグリーンロケッツ」や、バレーボール・Vプレミアリーグの「NECレッドロケッツ」を持つなどスポーツにも積極的に取り組むことでも知られる同社。ゴルフでは原江里菜も所属している。

2000年4月2日〜01年3月生まれで、将来を嘱望される選手が多いことから“プラチナ世代”とも呼ばれる学年の一人の安田は、7歳でゴルフを始めた。アマチュア競技で、17年「日本女子アマチュアゴルフ選手権」など多くのタイトルを獲得。ナショナルチームの一員としても活躍を続けた。さらに滝川第二高在学時(兵庫県)からプロトーナメントでも優勝争いを繰り広げ、昨年の海外メジャー「エビアン・チャンピオンシップ」でローアマに輝くなどの実績を残している。

21日には所属先のほか、「ルコックスポルティフ」とのゴルフウエアなどに関わるアドバイザリー契約も発表された。先月15日には東急エージェンシープロミックスとのマネジメント契約が、今月5日には住友ゴム工業との用品使用契約が発表されるなど、プロ生活の地盤は固まりつつある。

目標に賞金女王、さらに米ツアー参戦を掲げる大型ルーキーは、周囲の支えとともに3月5日から始まる開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)を迎える。

<ゴルフ情報ALBA.Net>