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殿堂入りした海老原清治に代わり青木”アニキ”が挨拶!?

1月23日の日本プロゴルフ殿堂入り顕彰者の記者発表会では、レジェンド部門、プレーヤー部門、特別賞が発表された。松井功(日本プロゴルフ殿堂理事長)、青木功副理事長(日本ゴルフツアー機構会長)、倉本昌弘(日本プロゴルフ協会会長)、小林浩美(日本女子プロゴルフ協会会長)が出席し、参加者が縁のある受賞者についてエピソードを語った。

男子プレーヤー部門に選ばれた海老原清治については親交の深い青木がその役を担い、「とにかく義理堅い、自分と同じく口は悪いが人当たりが良い」と人柄を紹介。「物事の良い、悪いをはっきり言うがハキハキと物事を進めてくれる。弟分だが自分がお世話になっているような感じ」と笑顔で続けた。

海老原がレギュラーツアー初優勝をした1985年の「中日クラウンズ」でのこと、青木が「最後のパーパットを決めるのはすべてフックラインだよ」と海老原に指摘したところ、「そこまで見ているの」と驚かれた思い出を披露。「(練習していた)我孫子ゴルフ倶楽部のコースや付近にある利根川のコースで、転がしてゴルフを覚えた“ゴロフ”の経験がヨーロッパで生きたのでは」と欧州シニアツアー通算6勝、2002年には同ツアーで日本勢初の賞金王となった要因を分析した。

「70歳ですが、今は私より30ヤード以上飛ぶ」と努力をし続けていることを評価し、現在3連勝中の「日本プロゴルフゴールドシニア選手権」4連覇への期待をにじませた。コメントの締めくくりには「清治の代わりにお礼を申し上げます」と“兄貴”としての一面をのぞかせ会場を沸かせた。

<ゴルフ情報ALBA.Net>