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「そのままの源蔵で会長を」石川遼は時松隆光にバトンタッチ 自身は新設のPR担当へ

23日(木)にジャパンゴルフツアー選手会の理事会が行われた。2年間選手会長としての任を全うした石川遼が、今年から新理事に加わった時松隆光に会長の役を譲ることとなった。

理事会後に時松と並んで記者の前に現れると、「一番信頼できる後輩。源蔵(時松)は一人で連れてこられるファンの数も多いですし、そういう選手になることがすごく大事。支えてあげるところは支えていきたい」とバトンを渡した。昨年はテレビのバラエティ番組での活躍も目立った時松に、「露出も多いですし(笑)、源蔵はそのままで」と笑顔を向けた。

石川はこれまで、ファン獲得のために様々な取り組みを実行。ピンフラッグの販売や、ギャラリープラザでの選手インタビューなどを2年かけて定着させてきた。今季は副会長として時松をサポートすると同時に、『PR担当』の役職について引き続き男子ツアーを盛り上げていく。

「自分としては、若手に会長を譲りたいという思いがあった。今後はPRに関わることを担当していこうと思っています。選手の中にはやりたいことのアイディアがたくさん出ていたけど、僕が会長の時には“こうしたらいい”ということが全然できなかった」。具体的な活動方針は今後の総会などで決定される予定だが、「自分たちが率先して活動できる環境に」と意気込みを語った。

<ゴルフ情報ALBA.Net>