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国内女子ツアー出身都道府県別データ 東西日本で多いのは?【まるごと女子ツアー:出身地】

国内女子ツアー開幕まであと1カ月半。今年も「ダイキンオーキッドレディス」から37試合が行われる。通年の出場権を持つ賞金シード選手は50人。さらに前半戦の出場権を持つ選手は昨年の賞金ランキング51〜55位の選手やステップ・アップ・ツアーの賞金ランキング1、2位など。そのほか、QT上位者も前半戦出場権を保持。そんなツアーの主力選手たちのデータをとことんチェック。まずは出身地を探ってみた。

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前半戦の出場権を持つ賞金シード、QT上位者、複数年シード選手ら94人をピックアップ。その出身地を調査すると、一番多いのは西日本で41人。東日本が29人と、圧倒的に西が優勢。愛知県、静岡県は中部地方に分類したが、これを東に組み込んでも大きな差が出た。

都道府県別で見ると、もっとも多いのは東京都の6人。シード常連の葭葉ルミ、永井花奈や昨年ツアー初優勝を挙げた稲見萌寧ら。昨年のプロテストに合格した、フィリピン国籍を持つ笹生優花や同じくルーキーの河野杏奈、シード復活を目指す松森彩夏も東京都出身。意外にも多いことがわかる。

続いて多いのは5人の出身者を送り込む熊本県や沖縄県など。上田桃子や笠りつ子、有村智恵らを排出し、ゴルフ大国としても有名な熊本。比嘉真美子、新垣比菜らを擁する沖縄県もいきおいがありそうだ。

ゴルフ場の数では日本一を争う千葉県や兵庫県も同じく5人。千葉県を代表する成田美寿々に初シードの大西葵に加え、プロ1年生の吉田優利、西郷真央など多彩な顔ぶれ。こちらもいきおい満点だ。

神奈川県出身も同じく5人。シード選手は昨年ツアー初優勝を飾った原英莉花ひとりだが、シード落ちからQTを勝ち上がった木戸愛らスターが多くひしめく。兵庫県はスーパールーキーの呼び声高い古江彩佳、安田祐香に期待がかかる。

大阪府も昨年のプロテスト合格者の西村優菜、山下未夢有らがQT上位に入り出場権を獲得。シード選手の岡山絵里、濱田茉優らとともにツアーを盛り上げそうだ。

海外出身選手は22人。一番多いのは15人の韓国。こちらは何年も変わらない構図で、今年もツアーを席巻しそうだ。次に3人の台湾、2人のタイ、米国がエイミー・コガ1人。オーストラリアも1人という結果。中国のセキ・ユウティンは福井県の出身のため、ここでは西日本出身扱いとした。

昨年大ブレークした渋野日向子の岡山県は東浩子、藤本麻子の3人。賞金女王の鈴木愛の徳島県はQT上位の前田陽子が入っている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>