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畑岡奈紗、プレーオフ5ホールの詳細 6ホール目は翌朝8時から

<ダイヤモンド・リゾーツ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 最終日◇19日◇フォーシーズンズG&スポーツクラブ(フロリダ州)◇6645ヤード・パー71>

“世界一”を掲げる2020年のスタートで、畑岡奈紗が死闘を演じている。18、19年のツアー優勝者のみが出場する米国女子ツアーの今季開幕戦は、いきなり波乱の幕開けとなった。

畑岡奈紗のドライバースイング【動画】

首位と3打差の3位からスタートした畑岡は、この日3つスコアを伸ばし、インビー・パーク(韓国)、ガビー・ロペス(メキシコ)と並びプレーオフへ。使用オールは18番パー3で、この日は197ヤードに設定。1ホール目は全員パーで切り抜け、2ホール目では畑岡がグリーンを大きくショートし3メートルのパーパットを残したが、これを沈めて渾身のガッツポーズ。3ホール目では、パークがティショットをグリーン左の池に落とし脱落した。

4ホール目はロペスが1オンに成功するも畑岡はグリーン手前。そこからパターで寄せてパーで同じくパーとしたロペスとまたしても引き分け。5ホール目に突入するときには暗闇が近づくなか照明がつけられ、ともに1オン。ともにロングパットを寄せてパーとしたところで競技委員が出てきて順延が決定した。

プレーオフ6ホール目の再開は米国東部時間の朝8時。日本時間の月曜夜10時から。3日目まで圧倒的難易度1位の18番。難関ホールでのサドンデスプレーオフとあって、いかにパーセーブをするかが鍵を握るが、勝負を分ける一打を放つことができるのか。昨年3月以来の米ツアー4勝目をつかむことができれば、畑岡にとって最高の五輪イヤースタートとなりそうだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>