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韓国参戦で思わぬ副産物 河本結は“リハーサル”を終えて準備万端

<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 事前情報◇11日◇チェリーヒルズゴルフクラブ(6425ヤード・パー72)>

1年前にプロテストが行われたチェリーヒルズゴルフクラブ。ここからプロとして羽ばたいていった90期生のうち、すでに4人がこの1年で優勝を挙げている。そのうちの一人である河本結は、「すごく人生が変わった1年でした。充実していたと思います」と大きく成長して、始まりの地に戻ってきた。

今よりあどけない?プロテスト合格直後の河本結

言葉通り激動の一年だった。プロテスト合格の権利で出場したステップ・アップ・ツアーで3勝(テスト前に1勝)を挙げてステップの賞金女王に君臨。女王の権利で出場した2019年シーズンでは3月の「アクサレディス」で早々にレギュラーツアー初優勝。その後も4試合連続でトップ3に入るなど、ツアーの中心選手の一人として定着。日本体育大学にも通いながら、賞金ランキング9位につける堂々の活躍を見せている。

活躍を見せる一方で、この1カ月は沈んでいた。「NEC軽井沢72ゴルフ」で開幕戦以来となる予選落ちを喫すると、翌週の「CAT Ladies」でも予選落ち。「最近あまり調子が良くなかったというか、気持ちが沈んでいた」と苦しい時期も経験することとなる。

そんな暗い気持ちと調子を払拭したのが、初めて参戦した韓国ツアー「ハンファクラシック」。最終日に「69」とスコアを伸ばし、12位タイに入ったこと以上に「新鮮な気持ちで戦えました」と気持ちの面でリフレッシュ、そしてもう一度アクセルを踏み込む準備が整った。

さらに思わぬ副産物があった。ハンファクラシックの会場となったジェイドパレスが、韓国ツアー公式戦ということも含めてチェリーヒルズと似ていた。「ラフが長いところが一緒ですね。フェアウェイは韓国のほうがもうちょっと狭かったのですが、アップダウンもある」。意図したわけではなかったが、今大会の“リハーサル”としては申し分ない大会だった。

ゴルフの状態も、師事する目澤秀憲コーチに今週見てもらい、「良くなりました。期待できるんじゃないかなと思います」と復調してきた。似たようなコースで結果を出して、状態も右肩上がり。そして戦いの場は「相性はいい」と語る思い出の地。トレードマークのド派手なガッツポーズを見せる舞台は整いつつある。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>