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関西弁を操る台湾娘がステップ初優勝!トレードマークの三つ編みを卒業「大人にならないと(笑)」【ECCレディス最終日】

<ECCレディス 最終日◇13日◇北六甲カントリー倶楽部 東コース(兵庫県) ◇6,447ヤード・パー72>

国内女子ステップ・アップ・ツアー第10戦「ECCレディス」最終日。2日目を終えて、トータル7アンダー・単独首位からスタートしたサイ・ペイイン(台湾)が、終盤の混戦を抜け出し、トータル10アンダーでステップ初勝利を飾った。

最終組の2つ前でプレーしていた堀琴音がトータル9アンダーでホールアウト。その時点で17番をプレーしていたサイ、西村優菜、キム・チャンミ(韓国)の最終組はトータル8アンダーで並んでいた。

17番では、西村が先にバーディパットを沈めて、トータル9アンダーに。プレッシャーをかけられたサイだったが、「『相手の流れを止めないといけない』と思って、自分の決めたラインにしっかりと打ちました」と入れかえしガッツポーズ、最終18番(パー4)へと向かう。2オンできなかった西村に対し、サイは1.5mのバーディチャンス。チャンミがバーディを奪取し、西村がパーでホールアウト。決めなければ4人でのプレーオフとなる状況だったが、上りのスライスラインを沈め、両手をあげて、歓喜を表現した。

2011年から日本ツアーでプレーし、2013年プロテストに合格してLPGAに入会。レギュラーツアーで賞金シードの経験を持つが、日本での優勝経験はなく、今大会が初勝利。今季は主戦場となるステップで2度の2位フィニッシュと悔しい思いをしていただけに「最後のバーディパットは『絶対決める』と思っていました。今年はステップで何回も最終組で回っていて、(ツインフィールズレディースで)同じ競り合いのパターンでK.O.されていたから(笑)」と喜びも大きかった。

今季前半戦はオーストラリアや韓国の試合に参戦し、「まずは自分のゴルフを楽しみたい」とステップ賞金ランキングは意識していなかったが、今大会終了時点で賞金ランク2位(10,441,666円)に浮上したことで、「年間2位以内に入れば、QTが免除になるので、そこを目指したい」と、来季前半戦出場権の獲得を狙って戦っていくというサイ。

関西弁を操る台湾娘のこれまでのトレードマークは“三つ編み”だったが「5年くらいやっていましたが、今年の3月で辞めました、もう28歳になったから。そろそろ大人にならないとね(笑)」とイメチェン。シード陥落となった2018年を乗り越え、心機一転となった2019年シーズンは、レギュラーツアー復帰へ向けて、手ごたえを積み重ねていきたい。(文・標英俊)

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