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宝塚歌劇団でファン目線を学んだ!?何から見るのがオススメ?【成田美寿々&青木瀬令奈・新春特別対談】

国内女子ツアーを牽引する1992年生まれの世代の中でも、オフには一緒にハワイに行くほどの仲良しである成田美寿々と青木瀬令奈の新春特別対談が実現。最後となる第4回は、青木がコーチ兼キャディの大西翔太氏にも勧めているという二人の共通の趣味でもある宝塚歌劇団について。普段は「見られる側」の二人が「見る側」の気持ちを熱く語った。

【写真】青木のガッツポーズは手が高い?

■宝塚歌劇団を好きになったきっかけ

Q:どちらが先に好きになったんですか?

成田美寿々(以下成田):それは、瀬令奈ですね。先に見に行ったのが瀬令奈。

青木瀬令奈(以下青木):そうだね。見に行ったのは私だね。

成田:ただ、そもそものきっかけは宝塚の方と友達になったことなんです。その方と友達になったのは一緒だったね。

青木:一緒にご飯を食べに行かせていただいて、その時は宝塚を見に行ったことが二人ともなかったら、「今度おいでよ〜」って言ってくださって。

成田:「行ってみたいです〜」といって、行ってみたら、まんまとハマるっていう(笑)。そこからはもう(好きになるのが)加速しまくりだよね。

青木:もう、そうだね。色々な組(※宝塚歌劇団は花、月、雪、星、宙の5組とどこにも属さない専科で構成されている)のいろんな方を調べて…。

成田:毎日Instagramで画像を調べ…。

青木:「この人かっこよくない?」とかお互いに(笑)。

成田:「見て見てこの動画―!」みたいなことを連絡してみたり。

青木:「この人、歌うまくない?」とかね。みなさん、すごい憧れだよね。

成田:だいたい好きな人もちょっと似通ってくるんだよね。

青木:うんうん。キキちゃん(芹香斗亜)とかね。

成田:でも不思議と、一番好きな人だけはちょっと違うんだよね

青木:そうなんだよね、意外と(笑)。

■宝塚歌劇団の魅力

Q:どういうところが好きですか?

成田:華やかだし、魅せる部分はすごいですよね。私たちも「もっとエンタテイナーみたいな魅せる仕事でなきゃいけないな」って思った。ファンになったからこそ「なんか分かる」ことはあるよね。サインをもらってこんなにうれしいんだ、とか。

青木:うんうん。

成田:もっと大事にサインしなきゃ、とかファンサービスとかを自分が改めるきっかけになったというのがあります。(宝塚の方々は)どこでも見られているっていう意識を持ってらっしゃる方々なので、そういうところもすごく勉強になった。指先まで油断していないなっていう。華やかさプラス繊細さもある。自分に置き換える以外でも、ダンスも好きだし、歌も好きだし芝居も好きだし。魅せるプロというか、あれが“パフォーマー”なんだな、というのがやっぱり私は魅力かなって思いますね。

青木:そうですね。やっぱり魅せるっていう部分でのプロフェッショナルだよね。7年修行して一人前っていう世界なんですけど、その下積みもすごいし、なんかプロ意識の高さは普段からすごい。私たちも双眼鏡で見られることあるけど、宝塚の皆さんはもう毛穴の奥まで見られている、みたいな感じ。

成田:そう、毛穴見てます?のやつね。

青木:そう!だから、気を抜いている箇所が一つもなくて。上に行けば行くほど踊りもハードだったり、出ている時間も長いし、すごく大変だと思うけど、それでもしっかりお客様を楽しませるというプロフェッショナルな部分はすごい。いつ見に行っても勉強になるよね。夢を見られる場っていうのは、美寿々が言うように私たちとも似てる部分はあるのかな。やっぱり見て、ファン目線がわかったしね、私も。

成田:こうなりたいって思う。

青木:うん、姿勢とかもさ、バーディを獲って一つ手を上げるにしても、見られているって思ってやるのと、はいは〜いみたいに雑にやるのとは全然違うじゃん。そういうのは、見に行くとプロゴルファーの目線でいったらすごい勉強になりますね、一ファンで行ったら、キャーキャー言っているだけなんですけど(笑)

成田:シンプルにかっこいいよね。

青木:あんな男性いないわ〜みたいな(笑)。なんか、女性の中の理想が男役さんたちだしね。かっこいいし。でもなんだろ、私たちが宝塚の方々をあれだけ調べているということはさ、私たちのファンの方にこうやって調べられているのかなとか思うよね(笑)。

成田:恐いね。昔の画像とか調べられているんだよ。

青木:そうそう。でも、そのくらい熱心になれるものは、素晴らしいな、とも思います。

■これから宝塚歌劇団を見る方に

Q:宝塚歌劇団を見たいと思っても何を見ていいか分からない方もいらっしゃると思います。お二人のおススメは何かありますか?

成田:基本は、最初に生で見てほしいよね。どこの組の何でもいいから、劇場で見てほしい。

青木:感激してもらって。

成田:それで、いいなと思ったらおススメがあるので、私たちに聞いてください(笑)。最初からDVDとかを渡されてもさ、もしかしたら、とっつきづらいかもしれない。

青木:多分好みがあると思うんですよね。宝塚歌劇団の中でも和風の物語だったり、フランス革命みたいなものだったり、コメディだったりといろいろ種類があって。初めて生で見ればすごさはわかるんですけど、DVDだと好みによっては「面白くないかも」って思う可能性もなくはない。

成田:そうだね。くら〜い話もあったりするし。

青木:そうそう。生で見に行くとアドリブとかもあって周りがクスクス笑ってたりとか。劇場は五感で感じる感覚だよね。香りもすごい!舞台化粧のにおいなのかわかんないけど。

成田:うん。いいにおい!それにオーケストラですしね。

青木:生演奏なのですごい迫力あるしね。衣装とかもキラッキラしてる。

成田:なので、まずは生で見てほしいな。

青木:見てほしい。チケット取るのが大変みたいですけど。

成田:ぜひ大劇場で見てほしい。頑張ってください!(笑)

青木:そうだね。地方とかよりかは大劇場と階段があるところがオススメ。

成田:宝塚の大劇場だと、よくある大きな羽根を背負って階段を下りてくるのが見られるんですよ。

青木:あれは本当にかっこいい!

成田:それは見てほしいよね。キター!って思うよね

青木:羽根ってあれか!みたいな。思ったより大きいしね

成田:3キロくらいあるんだっけ?

青木:そう30キロある。自分の体重と近いくらいのさ。

成田:本当だよね。あの人たちは細いから。

青木:細いのにすごい。ぜひ、生でご覧ください!

■2019年の目標

Q:最後に2019年の目標をお願いします。

成田:私は去年できなかった年間5勝。あとはバーディ女王ですね。攻撃力ナンバー1を目指したいなと思ってオフを過ごすつもりです。瀬令奈は?

青木:去年は一勝もできなかったから今年こそは優勝して、最終戦にも行けるようにというのがもう大きな目標です。あと去年は細かいところにかなり課題が見えたシーズンだったので、そこを徹底してオフに調整したいな。

成田:優勝争いしたいですね、二人で。

青木:そうですね。まだ、一回も同じ組ではないもんね。前後は…。

成田:どこかであったよね?

青木:伊藤園は…、そう前後だったんだよね!

成田:そうだね、あったんだよね。

青木:土曜日の最終ホールでパーだったら多分一緒に回っていたなと思っていた。

成田:バーディだったの?

青木:そう!

成田:あぁ…(笑)。まぁね…、しょうがない(笑)。

青木:下りのスライスでめっちゃ難しいのが入って、「わーい!」って喜んだけど(笑)、あ、でも「美寿々と組違う!」とも思って。

成田:残念。

青木:一緒に、やりたいね。最終日。

成田:最終日最終組。戦って、私が勝ちます!

青木:いや、私が勝ちます(笑)。

青木瀬令奈(あおき・せれな)

1993年2月8日生まれ、群馬県前橋市出身。15年にキャディ兼コーチの大西翔太氏とともにスイング改造に着手、デビュー5年目にして初シード入りを果たす。17年には『ヨネックスレディス』で悲願だったツアー初優勝を挙げた。音楽ジャンルの1つである「セレナーデ(恋人や女性を称えるために演奏される楽曲)」が名前の由来で、青木自身もピアノは相当な腕前。153cm・50kg。三和シヤッター工業所属。

成田美寿々(なりた・みすず)

1992年10月8日生まれ、千葉県市原市出身。高校入学後に本格的にゴルフを始めると、12年に地元千葉で開催された「富士通レディース」で初優勝。この年、新人タイトルを総なめにする活躍を見せた。18年は「宮里藍 サントリーレディスオープン」など3勝をマークした。自称『カワイコちゃんハンター』でルックスに定評のある選手と優勝争いしたときに類を見ない強さを発揮する。167cm・60kg。オンワードホールディングス所属。

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