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ホステスプロの柏原明日架 苦しいと語るシーズンも「ゴルフ以外の部分で成長している」

<富士通レディース 事前情報◇11日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,675ヤード・パー72)>

主催の富士通に所属する柏原明日架が、ホステスプロとして臨む大会を前に、意気込みを語った。

開幕2日前となる10日(水)に、練習ラウンドでハーフを回るなど勢力的に汗を流した柏原。「コースの相性もすごくいいです」と、戦いに備えている。11日にはプロアマを回り、ゲストをもてなした。「1年が早いなと毎年思うタイミングがこの試合です」。その季節が、今年もやってきた。

昨年は優勝したテレサ・ルー(台湾)、2位のイ・ミニョン(韓国)に次ぐ単独3位。スコアもテレサに3打及ばなかったものの、トータル11アンダーとハイスコアをマークし「大会を盛り上げることができたかな」と、ホステスプロとしての責任は果たしたという自負もある。もちろん今年は「昨年以上の成績を残せればいい」という気持ちを抱えている。それでも、やはり一番に考えるのは「大会を盛り上げたい」という思い。そしてその先に、望むべく結果が待っていると信じている。

今季は29戦を戦いトップ10入りは2度。予選落ちは10度(棄権が2度)と、2014年のプロ転向後最多を数える。ここまでの獲得賞金は約2391万円でランク38位と、4年連続のシード権は目前に迫っているが、やはり「正直、今年は調子があまりよくなかった」という思いは強い。だが、「最近1カ月は調子が上がってきたという気持ちもあります」と徐々に本来の力も取り戻しつつある。苦しんだこのシーズンは「自分とここまで向き合ったシーズンはなかったので、ゴルフ以外の部分でも成長できています」と大きなものになっている。

今大会終了時点での賞金ランク上位35名には、11月の「TOTOジャパンクラシック」出場権が与えられる。柏原は単独4位となることで条件を満たすが、「リコー(ツアーチャンピオンシップリコーカップ)に向けても出たい試合です」と、瀬田での戦いも見据えている。それでも「先を考えるとうまくいかないこともある。目の前のことに集中したい」とまずは大事な一戦に気持ちを注ぐつもりだ。

連戦の疲れが出てくる秋口に入り、体調には気を使う時期となっている。疲労感を感じながらのプレーで「どのようにスケジュールの管理をしていくかなど、来年に向けた収穫も色々あるシーズンになりました。今後に繋げられればいいなと思います」と話した柏原。「一週でも早く優勝したいという気持ちはあるけど、焦らず進みたい」とはやる気持ちを抑えながら、いずれ訪れるであろうツアー初優勝に向け、精進を続けていく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>