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崖っぷちに追い込まれた宮田成華が5位T発進 奇跡の大逆転劇を演じられるか!?

<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日◇10日◇軽井沢72ゴルフ北コース(6,655ヤード・パー72)>

プロテスト不合格という悪夢からちょうど2週間が経ったこの日、宮田成華が8バーディ・3ボギーの「67」をマークし、5アンダーの5位タイ発進を決めた。

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「今日はパッティングがよかったですね。ショットも大きなミスがなく、ピンチを迎えなかった分、スムーズにラウンドできたと思います」と、18ホールを振り返った宮田。しかし、本音をいえば「67」という数字にはけっして満足していないという。

「16番パー5で3メートルのイーグルパットをショートしたり、もっとバーディを取れたところもありましたから」というのがその理由だ。今季はQTランキング31位でツアー前半戦の出場権を得ながら、思うような結果を残せず、「アース・モンダミンカップ」(6月21日〜24日)終了後の第1回リランキングでは48位に沈んだ宮田。今季はあと何試合出場できるか分からないだけに、少しでも多くの賞金を稼ぎたい気持ちが強い。現行では来年からQTは日本女子プロゴルフ協会の正会員でなければ、チャレンジすることができない。つまり、プロテストに合格しない限り、ツアーには出場できないわけだ。宮田の場合、まだ今年のQTには出場できるものの、瀬戸際にいることは間違いない。

ただし、唯一の救済措置がある。今季、賞金ランキング50位以内に入り、シード権を獲得できれば、会員の資格を得られるのだ。

「もちろん、それを狙っていますし、崖っぷちにいる私にとってはそれしかないんです。とにかく攻めのゴルフに徹して、ピンを狙える状況なら徹底して狙っていくことを心がけました。正直失うものはないので、残り2日間も攻めていきます」

そう話す宮田の表情からは必死さと覚悟が読み取れた。“タラレバ”が許されるなら、もっと早い段階でその気持ちになっていたら、ここまでの結果はまた違うものになっていたのかもしれないが、ツアーフル参戦1年目の宮田にとって、それを求めるのは酷というもの。むしろ、プロテストに失敗し、精神的にも追い込まれたからこそ、見えたものがあったはず。幸いにもまだシーズンは終わっていない。現在の賞金ランキングは101位だが、火事場のクソ力を見せてくれることを信じたい。(文・山西英希)

<ゴルフ情報ALBA.Net>