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国内ツアープロデビューの脇元華はすでに海外ツアー1勝の実力者

<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント事前情報◇9日◇軽井沢72ゴルフ北コース(6,655ヤード・パー72)>

先週の「北海道meijiカップ」に続き、今大会でも今年のプロテストに合格し、国内ツアーデビュー戦を飾る選手がいる。脇元華、稲見萌寧、鶴岡果恋の3人だ。どの選手も予選通過と上位進出を狙っているが、ここでは脇元に注目したい。97年10月4日生まれの20歳で、身長174センチ、体重66キロの大型プレーヤーだ。

高校1年生のときにアマチュアとして初めて出場したトーナメントでもある13年の「エリエールレディス」では41位タイに入っている。その後、7試合のツアー競技に出場しているが、プロとして出場するのは今大会が初めてだ。実はこの脇元、昨年11月に行われた台湾女子ツアーのQTをトップで通過し、出場3試合目となった「サンポレディスオープン」で優勝を飾っている。国内よりもひと足早くプロとして実績を残したわけだ。だからこそ、今大会ではどれだけの結果を残せるのか周囲の期待も高まるが、それ以上に高揚感を抑え切れないのは脇元自身だ。

「初日は1番スタートの第1組目で打順も1番ですが、緊張はしないと思います。自分の実力をようやく試せるわけですから、結果を気にせず、楽しみたいですね」

と笑顔を見せる。プロテストは3度目の挑戦で合格したが、遠回りしたことに対して後悔はない。「台湾女子ツアーのQTだけでなく、欧州女子ツアーのQTにも挑戦できる時間ができましたからね」と、むしろプラスに考えている。もちろん、その間、ぼんやりと過ごしていたわけではない。台湾女子ツアーでは、コースメンテナンスがよくない状態でもしっかりとスコアを出せるようになったし、交友のある元読売巨人軍の桑田真澄氏からプロスポーツ選手のあり方について多くのことを学んだりもした。

「いいプレーをするのは当然ですが、ボギーを叩いても笑顔を見せられるぐらい、ゴルフを楽しんでいる姿をギャラリーの皆さんには見てもらいたいですね」という脇元。勝みなみ、小祝さくら、新垣比菜ら1歳下の黄金世代はもちろん、同い年には永井花奈らすでにツアーで優勝を飾っている選手もいる。十分刺激を受けているというが、まずは今大会でその存在感をアピールできるか注目したい。(文・山西英希)

<ゴルフ情報ALBA.Net>