このエントリーをはてなブックマークに追加

今季の獲得賞金額は0円!? 成田美寿々はハングリー精神を取り戻せるか?

<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント事前情報◇9日◇軽井沢72ゴルフ北コース(6,655ヤード・パー72)>

4位タイに入った比嘉真美子とは対照的に、「全英リコー女子オープン」で予選落ちという苦杯を喫した成田美寿々。「ティショットの調子は悪くなかったんですけどね…。ただ、セカンドショットであのバンカーに入れてはいけない、このバンカーにも入れてはいけないと、少し消極的になりすぎたのか、長いパットを残すことが多かったんです。あと、地面が硬いと思い、ウェッジでのショットで上から叩きつけるような打ち方をしたからか、縦の距離感が合いませんでした」。その結果、パー5でバーディを取りこぼすことが多く、スコアを伸ばせなかったという。

【写真】試合とは違った選手たちの表情を、軽井沢から写真でお届け!

気持ちを切り替えて今大会に臨むが、5年前に優勝しているだけに相性は悪くない。しかも、現在賞金ランキング2位の成田にとって、1位の鈴木愛が欠場していることは、その差を縮める絶好のチャンスだ。しかし、あえて成田は現在の獲得賞金7771万6633円を一度リセットして、頭の中では0円にするという。

「結局、心のどこかで今年は7000万円を稼いだからもういいかなという考えがあるんです。気持ち的に満足しちゃっているんですよね」。失われたハングリー精神を取り戻すためにも、賞金ランキング2位のポジションを意識から消すわけだ。

あとは、調子の波を自分で見定めつつ、上がってきたところで優勝するパターンを3回繰り返すことだけを考える。その結果、賞金女王という結果がついてくれば最高だし、たとえ女王になれなくても、安定感がなかったからだと来年の課題にするつもりだ。どちらにしても、今は目の前の試合に集中するだけだという成田。まずは今週、しっかりと上位に入り、調子の波を上げておきたいところだろう。(文・山西英希)

<ゴルフ情報ALBA.Net>